コラム:子どもの眠り塾

店主 米原信夫が、プレママから保育園、幼稚園ママ・パパの子育て情報誌「まみたん」に【子どもの眠り塾】と題して、子どもの眠りの大切さを発信していました。

その原稿を掲載しています。

特に小さなお子さまがいらっしゃる親御さん、ぜひぜひご覧いただき、子育て、眠育の参考にしていただければ幸いです。



vol,1「子どもの睡眠と成長ホルモンの関係」

ことわざで、「寝る子は育つ」と 聞かれたことがあると思います。

これは単なることわざではなく、医学的にも証明されているのです。

 

人は寝ている間に、脳が活性化したり発達したりしています。

 

「眠り」には2種類あり、「脳の眠り」と「体の眠り」です。

これら2つで90分ワンセット(1時間半)「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」です。

2セットで3時間、3セットなら4時間半、4セットなら6時間となります。

 

何セットがいいかは生活スタイルによって様々ですが、ここでもっとも

大切なのは、「寝入りの3時間」(2セット分) といわれています。

 

ちなみに寝つきの良い方は、朝の目覚めがスッキリと起きられる人が多いです。

 

もちろん、「夜中に一度も目が覚めない」が理想ですが・・・。

睡眠時間でいうと、夜11時から夜中の2時の間が

「眠りのゴールデンタイム」といわれるくらい重要な3時間です。

 

このゴールデンタイムに起きているか、寝ているかで免疫力に大きな差が出てきます。

 

この時間帯は、 「脳下垂体」から「成長ホルモン」が一番多く分泌されている時間です。

この「成長ホルモン」が、脳の発達と体の発育に実は大きく貢献してくれているのです。

 

ちなみに若いママさんたち、この成長ホルモンを別名で、

「美容ホルモン」とも呼ばれ、お肌の活性化(修復)にもしっかり役立っているのです。

 

夜更かしした翌朝は「お化粧のノリが悪いワ」っていうのも、このせいです。

 

話を戻します。

 

小さなお子さまも、よく寝る子は気持ちが穏やかで、逆に

睡眠不足や寝る時間が遅いお子さまは、一般的に

短気な性格も多く、免疫力低下により、アレルギーなどの

症状も発症しやすいともいわれています。

 

ですから、脳が活性化する11時までにはお布団に入るようにし、

親御さんたちも、出来るだけ夜型生活を見直し、早寝早起きを

心がけるようにしてくださいね。

 

子どもだけが悪いんじゃなくて、実は私たち大人社会が

そうさせてしまっているのかもしれませんね。


vol,2「子どもの正しい睡眠時間」

赤ちゃんから幼児、小学生のあいだ、いったいどれくらいの睡眠時間が必要だと思われますか?

脳の発達と体の発育に大きな影響を及ぼし兼ねない睡眠時間。

 

あなたのお子さまは大丈夫でしょうか?

 

 ☆赤ちゃんの場合、一日の半分から2/3もの時間を眠って過ごします。

 

一日の睡眠時間は、生後2週間で約22時間・1ヶ月時で21時間・6ヶ月時で15時間・満1歳で13時間くらいですが、「体内時計」の働きがまだ出来上がっていないため、1回の眠りは40~60分と短く、昼も夜も小刻みに眠ります。

 

 赤ちゃんが大人に比べてずっと長い間ぐっすりと眠るのは「眠り」が、赤ちゃんや子どもが育っていくのに、とても大切な役割をはたしているからです。

 

 ☆幼児の睡眠時間は2歳でおおよそ12時間、昼寝は1~2時間くらいです。

 

しかし、個人差があるので、例えば10時間くらいの睡眠でも心配ありません。

 

 3~4歳くらいになると昼寝はしなくなるか、短くなるようです。

 

 幼児にとって正しい睡眠時間帯は、午後8時から翌朝6時までの約10時間といわれています。

同じ睡眠時間でも夜更かししたり、不規則では意味がありません。

 

 良い睡眠の習慣を定着させるためにも、出来るだけ毎日同じ時間に寝床につかせ、同じ時間に起きるという基本的な生活リズムを作ることが大切です。

 

 ただし、夜型の生活を朝型に変えるには、眠くない子どもを無理に早く寝かせるより、朝早く起こす方が効果的です。

 

 起床時間が一定し、食事・外遊び・昼ね・入浴など、一日の規則正しい時間が無理なく取れるようになり、生活にもリズムが生まれてきます。

 

 ☆小学生の睡眠時間も幼児と同じくらい。

ただ、20年前から比べると、平均睡眠時間は20年で約1時間弱短くなっていて、

反面、テレビを見る時間は1時間ほど長くなっているのが現状なのです。

 

 結論:昔から「早寝早起き」が基本原則なんでしょうね。

「早起きは三文の徳」とも言いますし、何かいいことあるかも・・・

 

 最後に「眠り屋のつぶやき・・・」

 

警告!子どもの睡眠時間を親の生活に合わせてはいけない。


vol,3「子どもの寝具の選び方」

赤ちゃんの身の回りのものを揃えるとき、何を基準にして

選んでおられますか?

 

 特に肌が直接触れる肌着の素材は「綿100%」など

天然素材のものを選んでおられると思います。

 

 デリケートなお肌ですから一番気をつけないといけないとは

みなさん感じておられるはずです。

 

 それにも関わらず、ベビーふとんやジュニアふとんの寝具は

値段と柄で選ばれている方が殆どなのが現状です。

 

 市販されている一般的なお布団の中わたは「ポリエステルわた」で

側生地だけが「綿」なんです。

(今、お使いの布団の品質表示を確認してみてください)

 

 「ポリエステルわた」は吸汗性がなく、静電気が発生しホコリを

吸い寄せやすい、通気性がなくムレてくる、これから蒸し暑い夏には

汗疹(あせも)の原因になり、冬場は逆に体温を奪われやすく、

「体が冷える」、などの問題があります。

 

 ただ、ポリエステル素材は大量生産ができて、「値段が安い」という

魅力はあるかもしれません。

 

 もちろん、可愛い柄を選ぶのも大切です。

 

でも考えてみてください、可愛い柄は誰が見て喜んでいるのでしょう?

 

 それよりまず、赤ちゃんのことを考えてあげるのなら

通気性が良く、蒸し暑い日でも蒸れずに涼しく、

汗をしっかり吸い取り、洗えて衛生的なことです。

「掛ふとん」は軽くて暖か、「敷きふとん」はしっかり体

(特に背中)を支えるもの、

「まくら」は低めで洗える衛生的なものを選んでください。

 

 小さいうちはお布団の上で過ごす時間が、もっとも長いのです。

これらの事に気をつければ、スヤスヤとおやすみになれますよ。

 

 特に中わたが天然素材(綿100%)にされたお客様にお聞きすると

「よく寝るようになった」とか「夜鳴きが減った」という

お声が寄せられています。

 

 これから産まれてくる子どものため、そして今伸び盛りの

子どもを持つ親御さん、カワイイお孫さんがいらっしゃる

おじいちゃん、おばあちゃん、

子どもの眠りの環境(寝具)を真剣に考えてあげてくださいね。

 

 アトピー・アレルギー症状のあるお子さまにも

最適な寝具をご用意させていただきます。


vol,4「寝ると頭が良くなる!?」

全国学力学習調査の結果、残念ながら「大阪」は47都道府県の中でも

下のほうで「秋田」「福井」「富山」は学力テスト及び体力テストでは

優れているという結果がでました。

 

 これは「都市型」と「農山村型」の違いによるものとも言われ

「都市型」は睡眠時刻が遅く、「農山村」は睡眠が安定しているらしいのです。

「農山村」はおじいちゃん、おばあちゃんの3世代家族が多く

お年寄りの生活に合わせたり、躾が残っていたりします。

 

 一方、「都市型」は核家族の生活が多いため、

生活環境が関係しているのではないかと思われます。

 

文部科学省の「全国学力学習状況調査」をみると、

「いつも同じ時刻に寝ていますか?」の質問に

寝る時間も遅く、ぐっすり寝ていない子は

物事を深く考えることが苦手で、計算問題などはさほど

落ち込みは少ないが、応用問題などのじっくり考えることが

どうも苦手な子どもが多いという調査状況なのです。

 

頑張る子はその「睡眠」を削ってまで頑張る、という社会通念があり

「徹夜して頑張った」や、「寝ないで頑張れ!」ではなく

本当の正しい知識でいうと、「寝て、頑張れ!」が正しいのです。

 

おさらいです、「睡眠は記憶の定着と整理整頓の時間」です!

そんな大切な情報整理の時間である睡眠時間を削ると、

 

記憶の定着も悪くなってしまうんですね。

 

 

漢字や英単語の勉強は寝る直前にやるといいのか。

一夜漬けで覚えたことはスグに忘れてしまいます。

そう、記憶が定着しないんですね。

1回こっきりのテストで良い点を取りたいなら別ですが

 

社会に出てからも勉強したことを生かせたいのなら

「しっかり勉強して、いい睡眠をとる」が大切です。

 

そしてそのためには、寝つきやすい環境・寝具を整えてあげるかが、

「記憶の定着」をより一層完全なものにしてくれます。

当たり前のことですが、毎日のこの繰り返しがとても大切なのです。

 

 

お子様をお持ちの方は、ぜひ一度お子様の睡眠と睡眠の環境を

見直してみてはいかがでしょうか?

ひょっとしたら成績がグンっと上がるかもしれません(笑)。

 

 

最後に

 

 「睡眠はすべての子ども(人)に平等に与えられている」


vol,5「規則正しい睡眠は朝食から」

あー、遅刻する~!って、朝食も取らずに

大慌てで幼稚園、学校に登園・登校していませんか?

 

 

朝食は一日の始まりで、その日の生活リズムを規則的に

行うためにはたいへん重要な食事なのです。

 

 しっかりと朝食を食べることは、脳の覚醒レベルを高め

朝の目覚めを良くするなどの効果があります。

 

 

特にたんぱく質を含んだバランスの良い食事は頭脳の活性に役立ちます。

 

 また食事による体温の上昇は間接的に、体内時計を正常に整える働きを持っています。

(体内時計についてはvol,2の「子どもの正しい睡眠時間」のブログをご覧ください)

 

 体内時計のリズムが規則正しくなれば、夕方から夜にかけて

体温が下がり、自然な眠りが訪れるようになります。

 

 低体温は身体と脳の活動が抑えられるので目覚めが悪くなる原因にもなっているのです。

 

 明日からは30分でいいから早起きして、

ちゃんと朝ごはんをすませてから一日を始めてみましょう!

 

 ひょっとして成績がぐんぐんと伸びるかもしれませんよ。


vol,6 「ダニやホコリから赤ちゃんを守る。」

アレルギーやアトピーを引き起こす原因になるのはおもに

ハウスダストやダニなどがその代表でもあります。

 

 カーペットや寝具にはアレルギーの元となるアレルゲンが

発生しやすい格好の棲家になっているのです。

 

 このダニやホコリから赤ちゃんを守る寝具があるのをご存知でしょうか?

 

 と、その前に どんな布団にダニが多くいるのか・・・

 

 実際にアレルギーのある人の家のいろんな種類のお布団の

ダニを検査したところ、夏から冬にかけて増える「チリダニ」が多いことが分かりました。

 

 お布団の素材による分類では「木綿わた」の布団にチリダニ一番多く、検出されました。

 

防ダニ加工のお布団についてですが

防ダニふとんは基本的に殺ダニ剤や、ダニ忌避剤などの

薬品を使っているものが多く、その効果も一時的なものだそうです。

 

そこで、タイトルにもある「ダニやホコリから赤ちゃんを守る」寝具を

ご紹介させていただきます

 

 それは西川リビングから販売されている

「ロイヤルスター羽毛掛ふとん」です。

 

 お布団の側生地にゴアテックス社の「ゴアラミネート」という

特殊なフィルムを施した羽毛ふとんの生地です。

 

ダニの出入りを許さず、常に寝具をアレルゲンの汚染から守ってくれます。

 

そして、布団内部のダウンが外部に発散するのも防ぎます。

 

何より大腸菌などの細菌や微生物を通さないので

アトピーやアレルギーを持つお子様たちにも衛生的に

安心してお使いいただけます。

 

と同時に、お布団を衛生的に保つのに一番効果的なのは「丸洗い」です!

 

布団も毛布もざぶざぶ洗ってあげることです。

 

日干しだけではダニは死にません、仮に死んだとしても

アレルゲンの元になる死骸や糞は残ったままです。

 

 当店では「お布団丸ごと水洗いサービス」も承っています。

ご予算はベビーふとん1枚、2100円

 

 職人さんが1枚1枚丁寧にお湯で手洗いしてくださいます。

他のお家の人の布団と一緒に洗いませんのでご安心ください。

 

 この「ホームページを見ました!」と言って、店まで持ち込んでいただければ

10%引きさせていただきます!

 

 日干しばかりで一度もお布団を洗っておられない方は

可愛いお子様のためにも「お布団の丸洗い」をオススメします。


vol,7「正しい姿勢で寝ていますか?」

私が小さい頃、親から「姿勢を正しなさい!」とよく注意されました。

 でも最近では子どもの姿勢をあまり厳しく言われないようになってきましたね。

 

携帯ゲームやパソコンの普及で猫背や背骨が歪んでいる子どもが

増えつつあるのも、これらが原因しているかもしれませんね。

 

では寝ているお子様の姿勢は・・・?

 

もちろんじっとして寝ているわけがありません。

よく動く子の方が元気な証拠。

 

実は昼間に良く動き回っているお子さまほど

寝ている間もよく動く、いわゆる反復作用なのです。

 

寝冷えの心配で、掛けふとんをかけて回るお母さんは

たいへんでしょうが「元気な証拠」としてあきらめてください(笑)

 

 しかし、「寝ている時の姿勢」って大切なんですよ。

 

元来、日本人は「仰向きで大の字になって寝る」というのが

昔からの習慣としてきました。

 

これは日本人が「農耕民族」という文化の証しともいえます。

 

一説によると、島国の日本は周りの国から攻め込まれることも無く、

悠々とした生活を送り、寝ている時も「大の字」になって寝ていました。

そうした習慣の中でも、現在では横向きで背中を丸めて寝たり、

仰向きでも片足の膝を立てたり、足を組んで寝ている人が多く、

本当にリラックスして寝ている人が少ないのが現状です。

 

このような不自然な姿勢で寝ていると、筋肉が緊張し血行も悪くなり

肩こりや腰痛、あるいは姿勢の悪化に繋がってゆくのです。

 

では「正しい寝姿勢」とは・・・

 

リラックスして立っている姿勢を、90度仰向きに寝かせた姿勢がなのです。

しかし、寝具が冷たい、固いなどがあれば、ゆったりした仰向き姿勢では

寝られません。

 

そのためにも「首」と「腰」の筋肉を和らげる寝具で寝ることを

オススメします。

 

 せんべい布団はカラダを傷めつけますし、低反発系のマットは

寝返りを阻害してしまいます。

(小さなお子さまには、できるだけ使用しないようにしてください)

 

 首の筋肉と腰の筋肉を和らげる・・・

 

・・・そんな寝具で寝てみたいと思いませんか?

 

 われわれ大人もたちそうですが、小さなお子さまには

「脳の発達」と「体の発育」によい寝具で、ぜひとも寝かせてあげてください。