オーダー枕の構造

こんにちは(*^_^*)

 

梅雨明け!暑い!暑過ぎる!

 

大阪府交野市の今日の最高気温は37℃!

 

ほんの数分でも車を停めていたら、車内はもう余裕で40℃以上になっています。

 

皆さま熱中症には気を付けながらこの夏を乗り切りましょう!


オーダー枕ってどういう構造?

さて、今日はオーダーメイド枕の構造についてのお話。

 

当店のオーダーメイド枕は、寝具の一大老舗メーカー「(株)西川」さんのFITLABOというブランドの商品です。

 

各パーツを準備して、測定結果に基づいて必要なパーツで枕を作り上げていきます。

 

その時に使うパーツが、

 

●側生地

 

●ベース

 

●中材

 

この3種類の組み合わせです。


●側生地

オーダー枕に使用する側生地5種
オーダー枕に使用する側生地5種

側生地は5種類あります。

 

一番右はプレミアムオーダーメイド枕で使用する側生地です。

 

左と真ん中はパッと見、同じものが4枚並んでいますが、横幅が違います。

レギュラーとワイドの違い
レギュラーとワイドの違い

 

 

さらに縦方向で見ると同じものに見えますが、首にあたる部分のサイズが違います。

※比較するためにそれぞれ折っています。
※比較するためにそれぞれ折っています。

このように、使用している素材もそうですが、構造が違う枕の側生地から一つを使用します。


●ベース

ベースは4種類
ベースは4種類

このベースは、その名の通り枕の高さを作る土台(ベース)になるパーツです。

 

簡単に言うと、ほっそりとした方は一番薄いタイプ。

 

がっちり体型の方は厚いタイプを使用します。

 

ご使用になる方の体格等によって、あるべきベースを選び、次の中材で細かな高さ調節をします。

ベース層に使用するウレタン
ベース層に使用するウレタン

●中材

かたさは5種類
かたさは5種類

中材は、つぶ綿・エラストパイプ・ソフトパイプミニ・ソフトパイプ・パイプの5種類から一つをお選びいただきます。

 

「お選び」と言っても、こちらから「合う・合わない」のお話はさせていただいております。

 

皆さまに共通して「硬いよりも柔らかい方が身体には優しい」という事はお伝えしています。

 

その上で、お好みの感触をお選びいただきます。

 

各中材の特徴・詳細は別ページオーダー枕ができるまで)でご覧くださいませ。


出来上がりパターンは無限大

このように、色々なパーツを組み合わせて作製するオーダーメイド枕は、無限大のパターンになります。

 

パッと見は全く同じに見える枕でも、実は横向きの首側が5mmだけ高いとか、

 

仰向きになった時の後頭部の沈み具合が5mmだけ低いとか、

 

同一人物が使うとしても、体重の変化やお使いになる敷き寝具との相性・バランスによって5mm単位での調整が必要になります。

 

 

高さが「ある程度」合っていれば、それなりに気持ち良い枕にはなりますが、

 

「5mm単位」で合わして、完璧な高さを作るのが職人技が光るオーダーメイド枕です。

こだわりの眠り屋よねはら
こだわりの眠り屋よねはら

そうそう、職人技で思い出しました。

 

職人技と言えば、木綿わた布団の打ち直し・仕立て替え(リフォーム)。

 

夏は最もご依頼の多い時期です。

 

先日も30年以上前のご婚礼時に用意された布団のご相談がありました。

 

「今使えるカタチに」すると思い出の詰まった布団をまた有効活用できます。

 

今回はシングルの敷き布団にされます。

 

キレイな柄の生地で、ほとんど使っておられなかったため、光沢まであります。

 

この生地はお客様にお返しさせていただくため、丁寧に取り外し、後日お届けいたします。

僕はエアコンの効いた室内におりましたが、社長と母がせっせとこの作業をしてくれていたので、記念に盗撮しときました。笑

 

生地をほどく段階から、この道40年以上の職人技です。

 

眠り屋よねはらは色々な職人さんの力を合わせて、お客様に合わせた睡眠環境をご提案差し上げるお店です。

店長は睡眠環境・寝具指導士®の資格保持者です
店長は睡眠環境・寝具指導士®の資格保持者です