腰椎すべり症の方への枕作り

腰椎すべり症
腰椎すべり症

今朝のオーダーメイド枕のお客様は大阪府寝屋川市にお住まいの70代女性。

 

約10年ほど前に枕をお作りになったご夫婦のお母さまです。

 

ありがたい事に最近、ご家族内でのクチコミをたくさん頂戴しております。

 

 

お母さまは、首こり肩こりだけではなく、「全身こってます」とおっしゃっていました。

 

寝ても疲れがとれない。

 

見た目はすっごく若々しくてお元気そうでしたが、

 

眠りも浅く、朝から不調を感じておられる状況はおつらいはず。

 

 

5年以上お使いだった羽根枕もヘタりがあったようですが、

 

薄い枕を重ねて、だましだましでお使いだったようです。

腰椎すべり症と診断され

「腰椎すべり症」と診断されたこともあったそうで、

 

今は痛みは引いたものの、恐らくそれをかばって全身が無理をしていたのではと仮説を立ててみました。

 

 

何らかの原因ですべって(位置がズレて)しまった腰椎。

 

神経が圧迫され、周辺の筋肉に痛み(腰痛・坐骨神経痛等)がでると言われています。

 

治療をされ、改善したものの、根本的なすべり症自体はそう簡単に治るものではありません。

 

 

良くも悪くも、腰をかばう姿勢がクセついたのかもしれません。

 

ベッドに寝転んでいただき、体圧のかかり方を測定しましたが、

 

上半身は左側に、下半身は右側に圧力が偏っていました。

 

ご本人は「真っすぐ寝ているつもり」なのにです。

 

 

起きている時だけでなく、睡眠中も「腰をかばう姿勢」が当たり前になってくると、

 

様々なバランスが崩れてきます。

 

 

オーダー枕で寝たからと言って「治る」わけではありませんが、

 

少なからず今までよりかは「正しい姿勢」でおやすみいただける時間は増えるはずです。

マットレスとの関係性

「腰椎」にクローズアップすると、マットレスの方が関係性は深いので、

 

今後のために、マットレスについてもお話させていただきました。

 

腰のくびれを埋めるためには、どこをどう沈めればいいのか。

 

 

「基本的に仰向きで寝ている」とおっしゃっていましたが、

 

横向きで背骨が歪む状況が、無理に仰向き割合を増やしているのかもしれません。

 

横向きも必要です。

 

横を向いていても、背骨が歪まないようにするには、どこをどう沈めればいいのか。

 

 

 

ひとまずオーダー枕で一歩前進。

 

いつの日か、マットレスも合わせて100%の寝心地を実現していただければと思います。


オーダーメイド枕ができるまで
オーダーメイド枕ができるまで