シルク真綿ふとん

真綿ふとん
真綿ふとん

真綿ふとん

「真綿ふとん」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。

 

人によっては「綿わた(コットン)」だとおっしゃいます。

 

「真」の「綿」と書きますから、そりゃそうですよね。

 

しかし、正式には「絹・シルク」を原料とした掛けふとんの事を指します。

 

 

「絹・シルク」には様々な優れた特徴があり、古くから衣装や寝具に利用されています。

 

クレオパトラや卑弥呼も愛用していたそうです。

 

 

うっとりするような光沢や、とてもしなやかな肌触りだけでなく、

 

吸湿・放湿性に優れ、保温性もあり、しかも丈夫なので王族や貴族が身に着ける高級な衣類に使用されていたそうです。

 

 

日本では、朝廷に納める「税」として、

また現在でいう公務員への「給料」としてもシルクが利用されており、

着物を作って余ったシルクわたで「ふとん」を作っていたそうです。

 

そんなシルクも、近年の研究で、美容や健康にも良いことが明らかになりました。


お肌に最も近い

お肌が敏感な方や、スキンケアにこだわっていらっしゃる方にとって、

シルクを使用した寝具はこれ以上ない最高の寝具だと言えます。

 

アトピー体質の方はお医者さんから「シルクを使いなさい」と言われるほどですから、その効果はお墨付き。

 

 

ではなぜ、それほどまでにシルクはお肌に優しいのでしょうか。

 

敏感肌の方に

シルクは、蚕(カイコ)の繭から作られるタンパク質でできた天然繊維です。

 

セリシンなどの、お肌の成分に近い約20種のアミノ酸からできている純粋なタンパク質繊維なので、

特にお肌に優しい繊維として有名です。

 

 

シルクのたんぱく質を抽出し、化粧水等の成分としても活かされています。

 

また、保湿作用だけではなく、

強い抗酸化作用で皮膚細胞の活性化や、皮膚の炎症を抑える効果が期待できます。


湿度の調整

保湿と言っても、ムレる訳ではありません。

 

シルクは約10%水分を含んでおり、その調整のために保湿と放湿を繰り返しています。

 

なので、変にムレて汗っぽくなり、不快に感じることもありません。

 

長~い繊維

一般的に「短繊維」と呼ばれている綿や麻・羊毛はそれぞれ数センチの短い繊維を撚って糸にしますが、

シルクは全長約1000メートル以上もある超長繊維です。(そうでないのも出回ってるようですが。。)

 

 

しかも1本1本がとっても細いので、その糸を織って生地にした時に光沢が出ます。

 

これは見た目が美しいだけでなく、摩擦によるお肌への刺激が極めて少ないことを意味します。

 

適度な水分を含み、摩擦が少ないので、静電気が起こりにくいことも、

 

特に乾燥肌の方にとってはうれしいポイントではないでしょうか。


西川の高級シルク真綿ふとん
西川の高級シルク真綿ふとん

ふとんに最適

そんなシルクを掛けふとんの生地と中わたに使った物が「シルク(真綿)ふとん」です。

 

冬は毛布代わりに。

 

夏は一枚で。

 

春や秋はお持ちの薄手のケット類と併せて。

 

365日、常にお肌に一番近い所にシルクふとんがあると、最高の睡眠環境が出来上がります。

 

 

理想とされる掛け寝具の条件は、

①軽さ

②フィット性

③調湿性

④保温性

 

これらの条件を兼ね揃えた一番の素材はシルクだと言えます。

 

吸水性にも優れており、綿や羊毛よりも汗を吸いますが、放湿性に優れているので、常に「しっとりスベスベ」の感触です。

 

お肌の事を考えると、この絶妙な調整(調湿度性)をしてくれるシルクは最適です。


ご注意ください

そんなシルクふとんも、「シルクだったら何でもオッケー」という訳にはいきません。

 

物によっては、短繊維のシルクが使われていてガサガサします。

 

生地はシルクでも、中わたがポリエステルで、ムレや静電気が起きたりします。

 

すべてシルクでも、中わたが少ないと掛け寝具として意味がありません。

 

使っているうちに片寄ってきたり…。

 

挙げればキリがないほど粗悪な商品も出回っています。

 

 

当店では「側生地・中わたシルク(絹)100%」はもちろん「中わた1㌔入り」そして「西川の日本製」にこだわり、

職人さんによる「手挽き真綿」に厳選しております。

 

お渡し時にはクリーニング等のお手入れ方法についてもお伝えさせていただきます。

 

お肌のお手入れを大切にされている方、敏感肌の方は是非、

 

眠り屋よねはらにご相談くださいませ。