4年ぶりのオーダー枕点検調整

オーダー枕の点検
オーダー枕の点検

「オーダーメイド枕」は作って終わり?

 

いえ、作ってからが始まりです!

 

 

今日はこの意味をご理解いただきたいためにも、

 

少しややこしい玄人向けの話になるかもしれません。


当店でオーダーメイド枕をお作りいただいた時には必ず、

 

「合っていると思っていても、一年に一回を目安に、点検に持って来てくださいね。」

 

と、皆さまにお伝えしています。

 

 

 

 

本日ご来店くださったお客様。

 

当店のある大阪府交野市内からです。

 

4年前にオーダー枕をお作りさせていただき、本日が初めての点検となりました。

 

この4年の間に、体重の増加、マットレスが変わり、腰痛が出始め…

 

様々な変化があり、オーダー枕も合わなく感じてらしたようです。

 

 

 

やはり枕が合わないと、枕をギュッと肩口に寄せたり、横向きの時に手を枕の下に入れたりという動きを無意識にしてしまいがち。

 

日々、そういった余計な負荷がかかってしまった枕は、

 

変形やヘタりが早まり、余計に合わなくなります。

 

まさに悪循環。

 

実際に変形したベース層
実際に変形したベース層
通常のベース層と比較
通常のベース層と比較

こうなると頸椎部分のフィット感(しっかり支えられている感)がなくなります。

 

新品への「お買い換え」をオススメせざるを得ません。

 

 

しかも今回は「体重の増加」もおありだったので、

 

ひょっとするとベースの種類(4段階の厚み※体重・体格が大きくなるにつれて分厚いベース層が必要に。)自体が変わるかもとお話し再測定をさせていただきました。

倍の厚みが必要
倍の厚みが必要

再測定の結果は「ベース層の厚み1cm→2cmにアップ」でした。

 

ズバリ、倍の厚みのベース層が必要ということ。

 

今までの薄めのベースでは首を支えきれず、枕が頼りない印象になり、

 

これが合わなく感じておられた原因の一つですね。

 

 

 

まだ体重の変化が少ない段階でしたら、中材の微調整を何度か行い、

 

ベースの変形には至っていなかったと思います。

 

 

最終的にこの体重では、このベースで支えきれないという段階で、

 

ベースの交換(厚み変更)が必要であった場合でも、

 

旧のベース層は変形しておらず、また再利用できていたはずです。

 

 

お客様は腰痛でお悩みだったこともあり、

 

お医者さんに相談すると「体重を戻しなさい」と言われているそうです。

 

 

そう、体重が戻った時には、また薄いベースが必要になります。

 

もう一度、買い替えをオススメせざるを得ないんです。

 

 

これは「もったいない」と思うんです。

 

 

せっかくのオーダーメイド枕。

 

作って終わりじゃなくて、

 

作ってから合わせ続けてこそのオーダーメイド枕なんです。


11月26日から12月25日までを「無料点検調整月間」とし、

 

無料調整期間を過ぎた方の枕も含め、

 

当店で作られた全てのオーダーメイド枕の点検と調整をさせていただいております。

(別途、部材の交換が必要な場合は有償でのお買い換えをおすすめいたします)

 

是非この機会にご利用くださいませ。

オーダーメイド枕ができるまで
オーダーメイド枕ができるまで