寝汗
今日は「寝汗」のお悩み相談を承りました。
「寝汗をいっぱいかくから、枕にバスタオルを何枚も重ねて寝ています。」
確率として、5人の内、おひとりくらいでしょうか。
こういった寝汗解決方法をとられている方がいらっしゃいます。
タオルはたくさん水分を吸ってくれますし、枕に汗や皮脂がつくのを防ぐためにも有効かもしれません。
しかし、「タオルがあるから」こそ、汗をかいてしまうことも考えられます。
パイルの特徴
タオルってよ~く目を凝らして見てみると、糸の輪っかが無数にあります。
この輪っか部分に水分をたくさん含んでくれるので、
濡れた手や身体を拭く時は大活躍してくれます。
ただ、その輪っか部分に熱がこもりやすいのも事実。
長~い時間密着しているのにはあまり適さない素材とも言えます。
したがって、「枕に汗がつかないように」としてタオルを使うのは、
逆に汗をかく原因にもなりかねないんです。
ご主人の寝汗に悩む奥様からお悩み相談を受けた時、
「騙されたと思ってタオルを外してみてください。」とお話しした次の日に、
「騙されて正解やったわ!今まで何重にもタオルを敷いていたけど、あえてタオルを敷かずに寝たら汗をかかんよぉになったわ!おおきに!」とお喜びいただいたこともありました。
それでも汗をかく!って方はガーゼ素材のものを使用するといいでしょう。
赤ちゃんの肌着なんかでも重宝されているガーゼ素材は通気性に優れ、さらっとしてムレにくい環境を作ってくれます。吸水性も優れていますしね。
素材はもちろん綿100%が理想です。
枕自体に問題も?
そもそも枕に原因があることも考えられます。
枕に熱をこもらせないために、「通気性の良さ」が最大のポイントになるのですが、
「低反発系」はその代表格かもしれません。(使用者さんが多いので私がそう思っているだけかも。)
羽根やワタ系も熱がこもりやすいですね。
できる限り、「通気性」にこだわった枕をするべきですね。
姿勢も関係あり
もう一つ。
どれだけ通気性が良い枕でも、枕の高さが合わずにおかしな姿勢になっていると、
「グッ!」と首と肩の筋肉が緊張し、交感神経が刺激され(運動モード)汗をかきやすくもなります。
お気をつけください!
オーダーメイド枕は色々な意味で理想的ですよ♪
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