枕の「かたさ選び」は慎重に。

昨日ご来店の方は枚方市からの20代女性。

 

社会人になってから首こりと肩こりがでてきたとのことでした。

やはりデスクワークが多いようで、日中の不良姿勢にも原因があるようですね。

 

肩甲骨を動かすことを意識するようにして、多少肩こりが改善できたようですが、

枕にも原因があるのではと思い、オーダーメイド枕を作りに来てくださいました。

 

 

「1年程前に買った羽毛の枕がペッチャンコに…」こんなこともおっしゃっていました。

 

確かに羽毛や羽根の枕はヘタりが早いんですよね。

ヘタり防止のために羽毛や羽根をパンパンに入れると硬くて高くなるし…。

 

 

ただ、あの柔らかさはカラダにとってgoodです。

硬い枕よりも柔らかい枕の方が負担は少ないと言われていますからね。

 

 

オーダー枕の素材は硬さが5段階あり、好きな物をお選びいただけますが、

「慣れ」だけでなく、ほっそりとした首をされていたこともあり、

ズバリこちらから「柔らかめ」をおすすめさせていただきました。

5種類の中で最も柔らかい素材です。

かたさ:柔らかめの中材
かたさ:柔らかめの中材

耐久性(ヘタり)で言うと最も弱いのが事実ですが、「粒わた」なのでヘタってもほぐすことができます。

(約1~2年に一度、中材のみ買い替えていただくとフワッとした状態を持続できます。3,000円+税)

 

念のため、「やや柔らかめ」の素材もお試しいただきましたが、

羽毛の枕を愛用されていたこともあり、やはりフワッとした感触の「柔らかめ」をお選びくださいました。

 

 

ヘタリに強い素材を選ぶのも一つの選択肢ですが、せっかくオーダー枕を作るからには納得の寝心地でないとダメですもんね。

 

 

中材一つにしても、そのお客様に「何が合う?」という答えを見つけるためのカウンセリングでもあったりします。